2016年4月1日

実に4年半ぶりの投稿です

月日の流れの速さをつくづくと、実感しております。
お店をオープンして11年、先代から数えますと40数年になります。すっかり南青山骨董通り馴染んでしまったのですが、お借りしているこの店の建物が経年のため、崩壊の危険、雨漏り、耐震どれも私の力では防げなく、とうとう立ち退く事になりました。しばらく、休業いたします。次の新しい店を本日までに決めることができませんでした。

永い間、本当にご愛顧を頂き有難うございました。

まずは一旦お店を閉店いたし、新しい店舗を引き続き探します0

2011年10月3日

申し訳ございません。また休店のお知らせです。

10月4日、5日 横浜アリーナで骨董アンティークフェアーに出店いたします。それでその2日間、骨董通りのお店はお休みいたします。 そして、そして10月6日に新宿にてアンティークフェアin新宿 に出店のため搬入、7日8日9日と3日間フェアー参加の為お店は休店。都合3日から始まる1週間お休みしております。本当にこの不景気にお店を休んでばかりでやっていけるのかしら?私もすごく心配なのですが、人手が無く止む終えず。真に真に申し訳ございません。10月10日体育の日から元気にお店を開きます。よろしくお願いいたします。

10月4日、5日の横浜アリーナ、10月7日、8日、9日の新宿ハイアット・リージェンシー東京、小田急第一生命ビルで開催いたしますイベントにいらしていただけましたらアンティックしょうとうをお訪ね下さい。

2011年9月23日

東日本大震災から6ヶ月・臨時休店のお知らせ

一日とて落ち着おいた日が無かった6ヶ月だったと思います。めまいかと思う余震と経済的打撃と心が落ち着かず、精神的にもいつも緊張している6ヶ月でした。お店の経営も難しく、スタッフの優子さんには自宅待機をお願いしています。非力なオーナーが一人でお店をしていますが、まだまだ優子さんに来て頂くほどではなく、臨時に仕入れなどお店を休まなければならない時が出てきます。

本当にそのような時はごめんなさい。実は明日24日から27日までの4日間臨時休店をしなければならなくなりました。申し訳ございません。28日からは元気に店をオープンさせますからどうそいらしてくださいませ。勝手な事でごめんなさい。

2011年3月15日

東北地方太平洋沖大地震のお見舞い

このたびの大地震のお見舞いを申し上げます。

地震が起きた時は店におりました。隣のパラブーツの店員の方がたまたま寄ってくれて、挨拶をしている時に、ゆらゆらと始まりました。店の壁につるしてる鏡や絵、写真が振り回されるように動き始め、飾り棚から花瓶が落ちました。「外に出ましょう」と言ってくれたので扉を開けてすぐに道路に飛び出しました。上を気をつけながら。当店の建物は戦後直ぐの建物で、骨董通りで一番古い建物なので、かなり危険だと頭で思ったわけですが、幸い店が狭いので、柱が多いから大丈夫だったのかもしれません。地震が収まって、まだがくがくする足で店に戻りましたが、2,3の陶器が棚から落ちて割れましたが、被害はその程度。家に帰ってテレビを見て地震の凄さを認識しました。                  フランスから心配して友人や家族が電話やメールをくれました。神戸地震の時もそうでしたが、海外からの電話の方が繋がりやすいのです。             地震も津波も原発事故も私達の手でどうしようもないことですが、何か役にたつことが出来ないでしょうか?今は節電という消極的なことしか出来ていないけど、国民皆が連帯して何かができないでしょうか。

2010年10月3日

昨日フランスよりもどりました。

今回の滞在は20日にもなりました。9月10日、暑い、暑い日本を申し訳なく思いながら脱出、パリに着いたら20度C、空気が澄んでいるせいか、空港からパリ市内に向かう高速道路を走り出したとたん、空も景色もクリヤーにはっきり見えるなあと思います。着いた翌日から蚤の市、市内の骨董屋さん、今回はノルマンディーの都市の骨董屋さん、また今回、家のある郊外の「印象派の島」と呼ばれるセーヌ川の中洲で開かれる骨董市等々連日なにか素敵な物を探し回りました。10月7日から今回の買い付けを店に並べます。

10月5日、6日と横浜アリーナでの骨董市に出店いたします。そのため4日から6日まで骨董通りの店は臨時に休ませていただきます。すみません。スタッフの優子さんは10月1日からフランスに行ってしまうのでお店番の手配がつきません。申し訳ございません。 どうぞお近くでしたら横浜アリーナにいらしてください。入場料は無料です。洋や和のアンティック屋さん220点が一堂に集まります。開会時間は午前11時から午後5時までです。お待ちいたします。

仕入れ旅行の楽しみの一つに、美味しいお店での食事があります。今回のノルマンディーの旅では、ルーアンにあるChez GILL に行けました。ジルの店はもう20年もミシュランで2つ星を続けて取っています。まだ星が付く前からとても気に入って通っていました。ジルさんとは日本に招かれて東急ホテルでフェアーをなさった時以来の再会でした。その日の夜は久し振りのジルの店でデギュスタシオンというメニューをいただくことにしました。 彼が特にお客様に食べて欲しいと思うお料理で構成されているお献立です。アントレ3皿、メインのイシモチの魚料理、ホロホロ鳥の肉料理、デセールの2皿、計7皿でした。どれもこれも思わずうなってしまうほどの、繊細な味付け、モダン絵画のような盛り付け。その中で、特筆したかったのは、最後のデセールの一皿、テーマはきっと「白と黒」 ほとんど黒といえるほど赤ワインで煮込んだイチジクと真っ白なフンネルのエキスの入ったアイスクリーム。砂糖の扱いが微妙でまさに大人のデセール、この豪華なお食事を結ぶのに最適な一皿でした。忘れがたい思い出と共に。

そして、そして旅の途中のお食事処、ルティエールマークのレストラン。長距離運転のトラックの運転手さんや、旅のセールスマンなどが集まる街道筋の広い駐車場のある店です。安くて美味しい店が多いのです。特にトラックの駐車台数が美味しさのバロメーター。今回も入りました。日本の警察が見たら驚くでしょうが、紙のテーブルクロスの上に瓶ごと赤ワインがどんと載っている。フランス人にとってワイン無い食事はきっと女の、またはある人にとっては男の居ない人生のようなものかも。でも近頃フランスの警察も「運転とアルコールの関係に厳しくしなくちゃ」と思い始めたので、運転手さんも心得ています。免停になったら商売上がったりですから、「適度」は個人に任されています。こちらの店の一皿は一皿に載るだけ載せる盛り付け。私の取った一皿も豚のもも肉のグリルにフライドポテトといんげんのゆでた物が付け合せで皿から飛び出していました。

どちらも楽しいフランスの食事です。

 

 

2010年9月4日

今年の夏は何時終わるの?

どうにも苦手なパソコンを駆使するのは無理がありせっかく憧れのホームページを立ち上げたというのに管理が出来ません。立ち上げてくださったハンサムボーイ、今の言葉では「イケメン」というのかしら、その方にも採算「分からなかったら手伝いますよ」なんて親切にいたわったお言葉をかけて頂いたのに、何をどう質問したらよいのかも分からず一日一日延ばしてしまう。おまけにこの暑さ。私の灰色の脳細胞はほとんど暑さで融けてしまった。何時まで続くの?この暑さ。

酷暑の東京を脱出して、フランスに仕入れに行ってきます。9月10日から29日まで参ります。お店はその間スタッフの優子さんが留守を守ってくれます。優子さんはコスチュームジュエリーのエキスパートですから、どうぞいろいろ彼女から知識を得てください。ジュエリーも秋、冬物に展示替えをいたします。

骨董通りのウィンドーは上段にはフランスのアンティック陶器を展示しています。地方によっての違いが楽しいです。中段にはコスチュームジュエリーを、下段には8月からの続きで50%セールの商品が並んでいます。すっごくお得です。仕入れよりお安くしてる物も多いのです。早い者勝ちです。どうぞいらしてください。

2010年3月19日

アンティックって?

2010年2月27日

今回のフランスは・・・・・・

1月27日より2月17日までフランスに仕入れに行っておりました。今年のフランスは雪の日が多く、寒い日々でした。日本でも「寒い日が多く、お客様が少ないですよ。」と留守を守ってくれているスタッフの優子さんが嘆いて電話をくれましたから、寒波は西から東へと動いていたのでしょう。                             今回の旅で面白い物をみつけました。アール・ヌーボー期のガラス作家”ワルター”の彫像の原型です。古代ギリシャのタナグラ人形をモチーフにした緑と黄色の半透明な小ぶりな婦人像で、店にあったので、見慣れていて「あっつ」と声を上げてしまうほど、出会った時は「こっこっこれだ」と興奮しました。もちろん連れて帰ってきました。 並べてみてまた興奮。 ぴったり一致しています。 片やパート・ド・ヴェール、片や素焼きのテラコッタで出来ています。 原型の方にはCBかGBかイニシャルが刻印されています。 まだ調べ途中で詳しくはわかっていませんが、調べる楽しさを見つけました。ご存知の方がいらしたら教えてください。

2010年1月28日

理想としては・・・・・

念願たったホームページをリリースして、OWNER’S BLOG でお店の日常をご紹介するのが夢であり、憧れでしたが、なかなかうまく行きません。操作が分からず立ち往生、そんな毎日でしたが、昨日強い助っ人が懇切丁寧に、そう「猿でもわかる・・・・」シリーズのように説明書を作成してくれました。それを座右に置いて首っ引きをやっています。うまくいきますか、どきどきしながら打っています。理想としては3日に一度くらいは更新したいです。

ホームページを作成してみて、素敵な事が沢山ありました。店の前のウィインドーに飾っていたブローチを気に入ってお買い上げくださったお嬢さんから喜びのメールをホームページのお問い合わせメール経由でいただきました。よろこんでいただき私の方が、嬉しくて、嬉しくて、心をほっこりさせております。ただ残念でしたのは、すぐにメールを返信いたしたのですが、メルアドの打ち間違えがあったらしく、もどってきてしまいました。もしこれを読んでくださったら、またどうぞメールをくださいませ。

また先日ホームページをごらんになって下さったかたから買取のお話をいただきました。今度お会いいたします。

実は明日から2月17日までフランスに仕入れに行ってまいります。どんなアンティックと出会えるのか楽しみです。留守の間はいつものスタッフがおります。店は開いておりますからどうぞいらしてください。コスチュームジュエリーに詳しいスタッフですから、なんなりとお尋ねください。

さてこのブログを更新する操作ができますかどうか。うまくいったらうれしいです。

2010年1月14日

ホームページの管理がマスター出来ずにブログが・・・・

ブログ更新がなかなかうまく行かずお便り出来ずにおりました。
新年になって早2週間が経とうとしています。新年のご挨拶が遅くなりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年の大晦日から1月15日まで上野不忍池の恩賜公園内で、テントの骨董市が開催されておりまして、年末から参加をしておりました。今年は寒波がやってきて、池を渡る風の冷たさといったら。公園内は火気が使えずセーターの重ね着と、オーバーズボン、ふかふかの毛糸の帽子にひざまでのダウンコートで寒さを凌ぎました。寒さばかりでなく,雨風そしてほこり等の自然と闘いながらお店を出すのは辛いですが、建物の中のお店と違い、人ごみの中にお店を運んでお店を開く露店販売は忘れてはならない商売の原点だと私の中で位置付けているので、店を持てた今も参加させてもらっています。関わって実に12年になります。様々な出会いとドラマがあり、辛い労働に味付けをしてくれました。おいおいブログに書いていきたいので、読んでくださいね。明日はもう搬出で、夕方からテントを畳みます。次回の上野骨董まつりは3月下旬お花見の頃です。日程が決まり次第お知らせいたします。